「ギャラリー開設披露会と納涼懇親会」の報告
新しいギャラリーの披露会が9月3日18時から㈱現代建築研究所で、続いて18時30分から懇親会がワインダイニングバー.JIPで開催された。
当日ギャラリーに展示されていたのは堀込幸枝の作品で、この若い女流画家の絵画の魅力を、椿原弘也会員は《色の付いたガラス瓶と光のコントラストを描いたソフトフォーカスの筆致》と解説する。とにかく自分の職場の中にギャラリーを作ってしまう現代建築研究所飯田修一社長のアイデアと実行力には驚かされるが、本人の説明によれば、それは自分の仕事の延長線上にあるという。しかし本当は飯田会員の美術鑑賞という趣味が嵩じた結果なのかもしれない。また例えそうだとしても、このように若手芸術家に活躍の場を提供することは、ロータリークラブの職業奉仕の観点からも高く評価されるだろう。 続いて現代建築研究所に隣接する.JIPに場所を移しての納涼懇親会は、ロンドンのパブにも似た各種国産ワインを提供する酒場の素敵な雰囲気もあって、大変楽しいものとなった。各種ワインの品定めをしながら、楽しい夏山登山の思い出や深刻な教育の現状、果てはオリンピックエンブレムの盗作問題にまで話題が発展したのは、教養人ロータリアンの飲み会なれば当然だろう。
なおギャラリーの展示品は定期的に入れ替えるというから、その都度、このような楽しい会の開催をわがクラブ定例の親睦行事としてみてはどうだろうか。
最後に今回の企画を立案された飯田修一会員と世話役の現代建築研究所総務部の藤田侑子さんにお礼申し上げ、あわせて現代建築研究所の今後のさらなる発展を期待したい。
高山俊昭