「タイ・ミャンマーの旅」報告
国際奉仕委員会と親睦委員会の共同企画による「タイ・ミャンマーの旅」が2015年1月27日(火)より2月1日(日)の期間行われた。短い期間であったが、有意義で楽しいものであった。参加者は、奥田陽一(親睦委員長)、岡村進、田中敬皓、高山真行、椿原弘也、相田武文(国際奉仕委員長)の6名と旅行会社の星川さんであった。
1月27日(火) 羽田空港10時50分発の全日空機に乗り、タイのチェンライ空港に18時頃到着。「さくらプロジェクト」代表の三輪隆さんの出迎えを受ける。前回にも参加した仲間も多く、三輪さんとは顔見知りである。宿泊先は前回と同じホテル・デュシットアイランドリゾートで、川沿いにあり、朝靄のなかに水面をてらす朝日の輝きは心が洗われる雰囲気を醸し出していた。
1月28日(水) 午前中はミャンマーとの国境近くの山岳民族のいる集落を見学。午前中は学校に行っているので、子供たちが帰ってくる午後3時半に「さくらプロジェクト」の施設を訪問する。交流会館のホールには、当ロータリークラブで里親になっている会員の氏名と里子とが学年別に掲載されており、一同それを見て納得。子供たちによる歓迎の挨拶、民族衣装に彩られた子供たちの踊りはなかなか魅力的であった。 この施設はホテルからも比較的近くチェンライの町中にある。会員の中には、山岳民族と聞いていたので山の奥深くあるかと思っていたとのこと。
この施設の食堂で一同三輪さんを囲んで夕食をご馳走になり懇親を深めた。会員の中からは意義あることなので、もう少し里親を募集してもよいのではなかという意見もあった。チェンライ空港では三輪さんと里子の見送りを受け一同バンコックへ向う。
1月29日(木) 早朝バンコックからミャンマーのヤンゴン空港へ。ヤンゴンでは、アウンサン・スーチー女史の自宅の前を通り、シェエダゴンパゴダなどを見学。青空に輝く黄金のパゴダは、この世のものとは思えないほど眩いものであった。夕刻ヤンゴンからパガンへ。
1月30日(金) パガンのホテル・ミャンマートレジャーリゾートはこちらの風土に調和したつくりで、プールサイドで演じられる夕刻の操り人形や踊りは幻想的であった。平原に点在するパゴダの群像は壮観である。レンガが朽ちて土にかえる姿に歴史の重みを感じるとともに保存の問題に思いをめぐらした一日であった。
1月31日(土) パガンにある第二次世界大戦時に亡くなった兵士の鎮魂碑を訪れる。高山さん持参の線香や花を供え、一同、高山さんの読経にあわせて祈りを捧げた。また、鎮魂碑のそばにある寺では、タイの御坊さんに御経をあげていただいた。
2月1日(日) 早朝、成田空港到着。一同無事に帰国。